4コマ漫画(不動産会社編)8話:不動産事務の話
【7話】の続き。鬼軍曹と呼ばれていた社長、ミスは許されない・・・。
私は不動産業界が初めてどころか事務員として働くのも初めてなのです。
仕事を教えてくれる人も居ない。
幸いにも入社からオープンまで時間があったので自分なりに勉強をしていた。
不動産の教科書
不動産業を新規で始める人はこれらの本を読んでおくことをオススメします。
不動産事務の仕事
会社によって業務は異なるが事務員は裏方の目立たない仕事が多い。
お客様の初期対応(受付業務)電話の初期対応など。
私は絵が描けたので店舗に設置するブラックボードのイラストなども担当した。
レインズで新規物件がアップされてないか定期的にチェックしていた。
価格や間取りなどの物件情報が確認できる
新規参入した業者でも大手と並ぶぐらいに物件情報を知ることができる
※掘り出し物と呼ばれるような優良物件はレインズに載る前に売れてしまう。
新しい物件を見かけたら広告を出していいか交渉。広告承諾を貰う。
現代は店舗に急に来店して物件を探す人は少ないので、ネットで物件を探す人が多い。
ネットに物件を掲載していいか確認するのを広告承諾を貰うと言う。
うちの会社では
・自社ホームページ
・不動産ポータルサイト(スーモ)
・不動産ポータルサイト(アットホーム)
で広告を出していた。
不動産ポータルサイトはスーモ、ホームズ、アットホームの3社を利用している会社が多かった。
スーモはCMをあっちこっちで出しているので知名度抜群、しかし掲載料がとても高い。
掲載料の価格は
スーモ(高額)
ホームズ(中)
アットホーム(低額)
どの会社も掲載枠を多くとればその分1枠あたりの価格は下がる。
高いお金を払って掲載しても必ず問い合わせが来る保証もない・・・。
何故なら他の会社も不動産ポータルサイトを利用するので同じ物件が並んでしまうから。
人気エリアは一つの物件で1ページ埋まってしまうことある。
写真やコメントで差別化していくしかない。
広告承諾をもらってポータルサイトへの入力は物件情報を細かく入力しないといけないません。
住所、価格、平米数、都市計画、建蔽率、容積率、設備など・・・
しかも物件は売れてしまうと広告掲載が出来なくなるので、定期的に状況を確認しないといけません。
※毎日物件確認をしているわけではないので1週間ぐらいのタイムラグが発生する場合もあります。
その他、営業さんのサポートも事務員の仕事です。
事前に勉強をしていたけど苦戦したことも多くありました。
実務経験をコツコツ積んでいくのであった・・・。
次回、入力したポータルサイトから問い合わせが!?【9話へ】