4コマ漫画(不動産会社編)17話:売れない営業
【16話】の続き。土地の売買で得た利益、約240万は大金だけど会社規模で見るとすぐになくなってしまう金額だった。
・店舗の家賃が30万(駐車場代含む)
・従業員の給料100万(交通費・社会保険料会社負担分含む)
・ポータルサイトの掲載料&広告費50万
・光熱費、消耗品、社用車のガソリン代等、その他20万
・ランニングコスト 計200万
先月が売り上げ無しだったので、まだ赤字なんです
そんなこんなで社長が不機嫌な日が続いていた。
後でわかることだが、家庭がうまくいってないのもあったらしい・・・。
家庭のイライラを職場に持ち込むのは勘弁してよ
ある日、社長が営業スタッフを別室に呼び出した。
数字が正義
会社にとって一番重要なのは営業、しかし数字の上がらない営業はお荷物でしかない。
数字が全て!
売り上げさえ出していれば仕事中にサボっても怒らない。
逆にどんなに頑張っても数字が上がらなければ居場所はない。
試用期間中(3ヵ月)に案内まで繋がらないようなら会社を辞めてもらう。
こんな話をしていた。
評価基準がわかりやすいけど厳しい世界。
数字に繋がらない事務の私はお荷物かどうか微妙なところではあるが、専任宅建士の立場もあるので抜けたら会社が営業できなくなってしまうので何も言われなかった。
もう一人宅建士が居たら私の居場所も無かったかもしれない
うちの会社はノルマ無しと求人には書いていたけど実際にはあります!
社長曰く、ノルマじゃなくて目標だから嘘は書いてないとのこと。
営業が売り上げを出さなくては会社を維持できなくなってしまうので仕方がない・・・。社長曰く、ノルマじゃなくて目標だから嘘は書いてないとのこと。
他社の営業
売り上げが上がらないと上司に詰められたりすることは少なくない。
3ヶ月売り上げなしでクビって場所も存在する。
あとはフルコミ契約にして売り上げが無いと給料も無しとか・・・。
売り上げが上がらないと上司に詰められたりすることは少なくない。
3ヶ月売り上げなしでクビって場所も存在する。
あとはフルコミ契約にして売り上げが無いと給料も無しとか・・・。
不動産営業は離職率も高い。
なので何年も残ってる人は凄い人たち!
未経験ながら頑張ってた藤田さんとぷりんさん・・・。
しかし社長は売り上げでしか評価をしない。
情を捨てなくては経営者にはなれないのかもしれない
藤田さんは試用期間の3ヵ月目に突入しようとしていた。
彼の顔から笑顔が消えてしまった・・・。
次回、彼の心の叫びを聞くことになる【18話へ】