4コマ漫画(不動産会社編)18話:営業辞めたい(前編)
【17話】の続き。売れない営業は会社のお荷物と社長に言われ、社長の詰めが毎日のように続いていた。
反響の数は多くない・・・その中から案内まで繋げて、さらに契約まで運ばなくてはいけない。
ベテラン営業でも全ての反響を契約まで繋げるのは難しいです
営業の焦りはお客様にも伝わるようで、必死になればなるほど案内まで進まない。
社長はイライラしているので営業も話しかけるのを躊躇してしまう。
そして私へと質問が来るわけだが、私は営業経験も無いのでアドバイスできるわけもなく・・・。
営業はほんと辛そう
ある雨の日
大雨の日に帰るのが大変そうだからと藤田さんが車で送ってくれることになった。
車内で仕事を辞めようか迷ってる相談をされた。
毎日が辛そうだから予想はしてた
彼の不動産業界に入った理由は付き合ってる彼女と結婚を考えていて収入を増やしたかったのが理由だった。
しかし現実は思い通りにはいかない。青果販売の仕事では高年収は見込めない・・・。
年齢的にも転職できる回数は限られている、接客業の経験を活かせば営業職も可能ではないか?
新規のオープニングスタッフ募集、基本給やインセンティブの魅力にひかれて、うちの会社を選んだらしい。
自分が思っていた以上に難しく、営業の仕事も向いてないと感じてたようだ。
自分で決意して入った業界をすぐに辞めてしまう自分の不甲斐なさ。
彼女の為に頑張りたかったけど毎日が辛いこと。
社長に申し訳ないけどお荷物だから居場所も無い。
私は黙って聞いていた
相談をされた以上、私も何かしらの反応をしなくてはいけない。
(後編へ続く)【19話へ】