4コマ漫画(転職編)41話:登録実務研修
【40話】の続き。登録実務研修
宅建士になるには、資格試験合格の他に不動産業での実務経験が2年以上必要だった。
その2年間を免除することができるのが、登録実務研修を受けて修了証を貰うこと。
2月だったので実施している会場が多くなかった。(合格発表のある12月だと多いらしい)
最短で研修を行っている会場が神奈川県だったので、自宅からかなり距離があったけど申し込んだ。
申し込むとテキストと課題が送られてきた。
課題はこんな感じの〇か×か選ぶ感じで40問ぐらいあった。
明日明後日は神奈川県某所まで出張😑
片道2時間、朝も早い・・・。遠いし試験もあるから気が重いけどこれが正社員への道😠
底辺神をやっつけるのは簡単じゃないです!
— 式条梨々子 (@ririkoshikijyou) February 17, 2020
登録実務研修
朝4時起きで片道2時間かけて通いました。
宅建士の仕事、実際にあった紛争の話、法改正ポイントのメインとした座学を朝から夕方まで。
長時間の座学、一部の研修生は音を上げていたが私は職業訓練で鍛えられていたので大丈夫だった。
重要事項説明
重要事項説明書への記名・押印
契約書への記名・押印
しかしそんな甘い世界ではない
そこで、専門家として売主や買主などに対して内容をわかりやすく説明し、契約を取りまとめるのが仕事になる。
内容をわかりやすく説明するうえで、重要事項説明がとても大切なのです。
また、一般人に専門用語を使わずわかりやすく説明するのは簡単ではないのです
どれぐらい責任が重いのか?
宅地建物取引士 賠償責任保険制度って名前の保険があるぐらいです。
個人で賠償できないような額を請求されることもあるわけです。
研修で聞いた実際にあった事例の一つを紹介します。
幽霊が出るって噂されている建物を壊して更地にして、そこに新しく新築の戸建てを作って販売しました。
買主が現れたけど、宅建士は重要事項説明書で幽霊が出るって噂されている建物を壊したことは告げないで契約をしました。それでトラブルになりました。
しかも幽霊なんて裁判になっても証拠が提示できません
訴えられたら宅建士はどうなるのでしょうか?
こういう幽霊が出る物件などは『心理的瑕疵物件』として扱われます。
幽霊が出る、出ないは関係なく、過去の出来事や、噂があったのを告げなかったことが問題になります。
登録実務研修 修了試験
2日目は午前中が座学で午後は修了試験だった。
試験で出る箇所は教官がマーカーを引くように教えてくれた。
修了試験はテキストを見ながら解いてよかったので、マーカーさえ引いておけば、間違うことはありません。
居眠りして聞き逃しているのかな
答案と引き換えに修了証書をもらいます。
勉強よりも行き帰りの満員電車が辛かった・・・
帰宅。ちょーーーー疲れた😣
長時間の研修より満員電車がシンドイ😥— 式条梨々子 (@ririkoshikijyou) February 18, 2020
これで、ついに宅建士になれる!?
また新しい壁が立ちはだかるのであった。
次回、宅建士証取得へ!!【42話へ】