【書籍】フリーランスになるなら読んでおきたい出版社とのドラブル記録本!

とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話

書籍『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話』紹介

個人事業主、フリーランスに興味ありませんか?
そんなあなたにオススメしたい良い本があるんですよ!

本を読む時間すら無いって?

りりこ
大丈夫です!安心してください
200ページの漫画なので、読みやすいです!
漫画ってフィクションでしょ・・・・と思ってませんか?
りりこ
新人漫画家が大手出版社から無理難題を押し付けられた実話です!
会社名もバッチリ公開されています
別に漫画家になりたいわけじゃないんだよ・・・・って考えてませんか?
りりこ
職業は違えどフリーランスは個人、
企業側の「業界にある常識」の押し付けで起こるトラブル例は参考になるかも!

ここから先は、紹介であり、個人的な感想がメインの内容になります。
書評ではないよ!!

オススメエッセイ漫画:本の出会いとあらすじ

とある新人漫画家に本当に起こったコワイ話
この本との出合いは、漫画ブログを始めて「エッセイ漫画」のキーワードで、検索した時にどこかのブログ記事で見て気になった。
面白そうな内容だったので紹介記事を少し読んでネットでポチった。衝動買いだった・・・・。

驚いたのは大手出版社の名前が伏字無しで公開さてていたこと。
名誉毀損の裁判も無いことから事実なのだろう・・・・。

りりこ
業界を干される覚悟で公開した作者の勇気に敬意を払う

漫画の内容はとても読みやすく、テンポよくストーリーが進んでいく。

導入部分のストーリーを簡単に解説
会社勤め、フリーター、起業経験、旅をするなど、人生経験豊富な主人公(著者)環境の変化でニートになり、思いつきで漫画家を目指し8ヶ月でプロデビュー!
やがて大手出版社から声がかかった。誰もが知っている業界トップ。
しかし担当者はかなりの変わり者だった・・・・。
無理難題を押し付けてくる担当者、新人だから期待に応えたい主人公。
言うことが二転三転する担当者、難題はエスカレートする一方、漫画を描くのを辞めたくなるほどに主人公の心を蝕んでいく・・・・
この主人公が著者である佐倉色さん。
大手出版社の名前はKADOKAWAです。担当者はボーノとあだ名が付けられていた。
りりこ
漫画は絵とストーリー以外にも、コマ割りの構成や背景効果と大変なんです
8ヶ月でプロデビューってすごい努力家です

フィクションであってほしいと思うほどの内容

このボーノ氏がひどい、ひどすぎる。
大手出版社社員だから変なプライドがあり、謎の自信に溢れてる。

りりこ
出版業界って変わった人が多いんですよー
ちょっとずれてたり、自分勝手な人も多い、その中でもボーノ氏は
悪い部分をミックスさせて天然を加えたような人
当たり前のようにフルカラー色紙を無償で描くように頼んできたり、作者が反論しようもんなら「100枚の色紙が無料は業界の常識」と嘘をペラペラ。
・・・・・後にこの色紙は1600枚まで増える事になる。
りりこ
業界の常識ルール

他の漫画家さんがどんな仕事をどんな風に受けているのか、
知らないのだから、大手出版社の担当が言う事を、
そのまま信じてしまうのも無理は無い
そんな嘘を言うとは思わないからね・・・・
ましてや新人漫画家、担当の意見には逆らえない
個人事業主は相談相手が居ない場合が多いです

無理難題を頼まれても、それをこなしていく著者も凄かった。
エスカレートする無茶振りにうつ病になって、漫画家を辞めたいと思うほどに追い詰められていく。

りりこ
この部分は読んでて辛かった、可哀想で見てられなかった

涙が出てくる・・・・

しかし、ここで希望が見えてくる
事情をブログで書いたりSNSで公開する事で、ようやく物事の問題が明るみに出た。
現役の漫画家の先生からも問題点の指摘されさらに拡散、応援してくれる人が増えていった。

メディアでも取り上げられるようになる。

有名ネットメディアが起こした無断転載のトラブルにも巻き込まれてます。
りりこ
同時に知名度が上がった事でアンチのような人も現れ、非難中傷を浴びせられる事になるわけだけど・・・・
世の中は優しい人ばかりではない、悪意を持って傷つけてくるやつは沢山います
明らかに会社側が悪くてもフリーランスなら自衛するのが当たり前だ!!
と個人を叩く人は一定数居る。詐欺師に騙される方が悪いと言う人と同じ。

問題が大きくなったことでついにボーノ氏の上司登場!!
物語りは終盤へ・・・・・

りりこ
まともな人の登場かと思いきや、これまたとんでもない人が現れるんですよー
ダメ部下を管理できてない上司・・・・・優秀なわけが無い!
りりこ
ついにラスボス登場、結末はあなたの目で見てください!!

最後に

著者は不運としか言いようが無いほどに最初に出会った人物が悪かった。
この本は別の会社との契約で出版したみたいです。
別会社の良い担当者と出会えてよかったです。

出版社の人間は変わり者が多いけど、皆が悪人ではない。
作家の為に頑張ってくれる人も沢山居ます。
一部の自分達の利益の事しか考えてない黒い人達が、目立っちゃうせいで全体の印象そのものが悪くなってしまいます。

りりこ
作家が居るから出版社が成り立つのであって出版社が偉いわけではない
また作家も出版社が居るから収入を得られるのであって
立場的には対等でなくてはならない

このバランスが崩れた時に今回のようなケースに繋がる

労働者と企業。全てに言える事です。

イラスト、ハンドメイド、プログラミング、ライターも、専用サイトから個人に依頼できる時代。
フリーランスは後ろ盾が無いので、無茶な要求をされやすい。報酬の踏み倒しトラブルも問題になっている。

今回は漫画家と出版社の特殊なケースですが、増える個人事業主、企業の繋がりは避けて通れません。
有名な人じゃないと対等な立場とは言えないような関係になることもあります。
仕事を請ける立場上、足元を見られやすい。
断りにくい無茶な要求でトラブルもあるでしょう。

りりこ
何事にも知識を蓄えておかなくては弱肉強食の社会喰われてしまいます

そんなトラブル回避の参考になるように本の紹介記事を作ってみました!

とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話

知識系情報一覧