書籍『死ぬくらいなら会社辞めればができない理由』紹介
仕事辛いですか?もう辞めたいと思ってませんか?
そんなあなたにオススメしたい良い本があるんですよ!
本を読む時間すら無いって?
精神科医が執筆協力している真面目な内容です
この本はそんな人に向けての内容がメインになっております!
ここから先は、紹介であり、個人的な感想がメインの内容になります。
書評ではないよ!!
オススメエッセイ漫画:本の出会いとあらすじ
この本との出合いは、何となく立ち寄った本屋だった。
売れてますコーナーに展示されているのをパラ見して、家でじっくり読みたいと思って購入した。衝動買いだった・・・・。
驚いたのは本が売れなくなったと言われる現代、10万部以上売れており、今も伸び続けていること。
内容は漫画でとても読みやすかった。
自分のやりたい仕事についていた主人公(著者)
しかし会社は長時間労働が当たり前の環境だった。
毎日の残業で体調に異変が起きはじめていた。
周囲の人も同じように頑張っている状況で自分だけが休むわけにもいかず、冷静な判断が出来ない状態にまで追い詰められていく・・・・。
帰宅途中の電車のホームで、もうこのまま線路に飛び込めば楽になれるのではないか? 普段は絶対に考えないことまで頭に過ぎるようになっていた。
それは、過労自殺の前兆だった・・・・!
漫画の合間に、精神科医ゆうきゆう先生の心の問題Q&Aが書かれてます。
人はどんな時に冷静な判断が出来なくなるのか・・・・
頑張りすぎることで心が悲鳴を上げているサインなどが解説されてします。
共感できる内容
人には個体差がある
メンタルの強さも健康面も個人差が大きいと言うこと。
子供の頃からみんなそうだった。勉強が得意な子、運動が得意な子。
まったく同じ子はいなかった。大人になっても変わりません。
厳しく注意されると嫌になってしまう人、みんな違う
頑張ってついていっても無理をしているので続かない。
やがて自己嫌悪に陥り あたりまえ が出来なくなっていく・・・・。
心を病むのは本人が弱いから?そんな気になる部分も丁寧に解説されてますよ!
人の気持ちを理解できない脳筋だと思ってます!
みんながみんな強くないんだよー
間に合ってまーす
何でも気合や根性で済ませるの・・・・もう辞めませんか?
バイトが入ったけど3週間で辞めてったわ
人が居ないから仕事量が多くて覚えることも多くて嫌になったんだと思うみんなは最近の若いやつは根性がないとバカにしてたけど、若いやつに合わせられない会社に未来はないよ
— 式条梨々子@転職活動中 (@ririkoshikijyou) July 24, 2019
自分はやってるんだから他人も出来ると押し付けるのは間違い!
人が辞める、辞めたがるにはそれなりの理由があるんです
不幸競争の話も出てます。
ニュースでブラック企業の話題が流れると始まる、ブラック自慢大会!!
SNSに限らず、個人ブログやニュースサイトのコメント欄、ネットが発達して顕著になってきたね。
環境はより劣悪になっていく・・・・
私も大嫌いな人達なので漫画のネタにした。
ゾウは力が強いから引っぱれば杭なんて抜けるのに、逃げ出さない理由は?
やがて何も見えなくなってしまう
そのまま歩けなくなってしまう
会社を辞める決断
辞めたい理由と、辞められない理由を天秤にかけて自問自答。
転職先が見つからないかもしれない不安は大きい。
お金と言うライフラインが途切れる決断は簡単に出来ません。
家族が居るから無理。世間体が気になるかもしれません。
しかしあなたが潰れてしまっては家族はもっと悲しみます。
逃げる選択肢もあるよ?と考えの幅を広げる思考が本に書かれてました。
ガチガチに固まってしまった思考を解せる精神論の押し付けのない、優しさが感じられた一冊だった。
世界的に理解されてない社会
英語辞書にも載ってる過労死(karoshi)日本語でありながら英語化した言葉の一つです。
台湾やフィリピンでもあるみたいで、アジアに集中しているが働きすぎて死んでしまう。
世界的に見ても異常なんですよ・・・・真面目な人が多いんだろうなーと。
会社辛いけど辞められないんだよ!!って人が多くいる。
この本が10万部以上売れているのが、それを物語っている。
ブラック企業は辞めるのが難しい?
そんな話も最後の方に載ってますよ!
最後に
民法の627条でも会社を辞める条文があります。
1,当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
2,期間によって報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
3,六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三箇月前にしなければならない。
本の内容からは脱線しますが、今は退職代行サービスがあるんですよ。人気ですよ!今後参入者が多くなると言われている分野です。
「仕事ぐらい自分で辞めればいいじゃん!!」
って思う人も多いかもしれない。
単純に、気が弱くて言い出せない人も居るでしょう・・・・でもそれだけではない。
辞めさせてくれないような会社が多いと言うことです。
退職届を受け取ってくれないとか、面談で説得されるとか、理由をつけて先延ばしにされるとか、そういう話は聞く。
労働基準法でも退職の自由は求められていますが
法を無視した会社の就業規則で拘束して、やめさせてくれない会社でも
専門家が解決してくれます!
ほとんどは中小企業だけど、多くないですか?
無責任なこと書いちゃうけど、これだけ会社あるんだから
辞めたとしても行ける会社、あると思う!!最後すごい他人事だけど、・・・・ごめん。
私は新卒で入った会社を3年で辞めました。(拘束時間長くて辛かったから)
学生時代は飲食のバイトをバックレたこともある。(気合だの根性論がウザかったから)
不真面目なのかもしれないし、メンタルは強いのかもしれない。
真面目で辞めると言い出せない人が多く居るのも知っている
150ページで内容はほぼ漫画なので、読みやすいです!